視能訓練士の国家試験 難易度・合格率を調査 教えてグッピー | 医療・介護の求人・転職・募集ならグッピー
2024年2月28日更新

視能訓練士の国家試験 難易度・合格率を調査

視能訓練士国家試験は、合格すると視能訓練士免許が取得できる国家試験です。年に1回、2月の第3週の木曜日に実施されます。合格発表は3月下旬です。受験資格のある対象者は、視能訓練士養成所において、3年以上視能訓練士として必要な知識及び技能を修得した者、大学・短大・看護または保育の養成校などで2年以上修業し、かつ、指定されている2科目の各科目を修めた者、視能訓練士として必要な知識及び技能の修得を終えている者、外国の視能訓練士に関する学校もしくは養成施設を卒業、または外国で視能訓練士の免許に相当する免許を受けた者です。

試験会場は、東京都及び大阪府です。ここ数年、合格率は90%後半台で推移しています。しかし、最近3年間は90%ほどになっています。

2023年の第53回視能訓練士国家試験では、943人、合格者は842人、合格率は89.3%でした。近年では合格者が減少傾向にあります。

視能訓練士の資格を取るには

視能訓練士になるには、視能訓練士国家試験に合格することが必要です。視能訓練士国家試験の受験資格を得るルートは大きく分けて3つあり、1つ目は3年制養成課程に入学し所定の単位を修めて卒業するルートです。2つ目は、短大など2年以上修業し、指定された科目を修め指定の視能訓練士養成施設で1年以上必要な知識や技術を修得する。もう一つは外国の視能訓練士の学校を卒業するルートです。

視能訓練士国家試験【2023年】難易度・合格率

2023年の試験では、視能訓練士課程新卒者が、876人中821人合格し、合格率は93.7%、既卒者と実務経験ルートの受験者が67人中21人合格の31.3%でした。

合格基準

2023年の視能訓練士国家試験の合格基準は、一般問題を1問1点(130点満点)、臨床問題を1問2点(38点満点)、合計168点満点とし、60%以上正解することです。不適切な出題があった場合には、採点対象から除外されることもあり、基準点が101点ではない年もありますが、そうした場合も60%の正答率があれば合格することができます。

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