准看護師の時給相場は?平均時給、年収を2024年最新データで解説
💡「准看護師の時給」について紹介します。
・求人データによる時給相場
・ここ数年の平均時給のトレンド
准看護師と看護師の違いは?
准看護師の仕事は、看護師の仕事と同様に診療の補助や療養上の世話を行うことです。
では、どのような点が看護師と異なるのでしょうか。
看護師は自身の判断でこれらの業務を行えるのに対し、准看護師は「医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて」これらの業務を行う必要があります。
また、看護師が国家資格であるのに対し、准看護師は都道府県知事が交付する免許であるという点も異なります。
准看護師の働き方としては、正規職員として病院やクリニック、訪問看護ステーションや一般企業、保育施設などで働く方法のほか、アルバイトやパート勤務で働くという方法があります。
リアルな准看護師の平均時給(GUPPY調べ)
以下は、GUPPYに掲載されている准看護師の求人情報をもとに算出した「時給の目安(下限・上限)」を、 2023年と2024年で比較したものです。
| 2023年 | 2024年 | |||
|---|---|---|---|---|
| 下限 | 上限 | 下限 | 上限 | |
| 全国平均 | ¥1,412 | ¥1,517 | ¥1,295 | ¥1,464 |
| 東京 | ¥1,760 | ¥1,552 | ¥1,563 | ¥1,573 |
| 大阪 | ¥1,659 | ¥1,856 | ¥1,323 | ¥1,784 |
准看護師の平均時給は、全国平均で2023年が1,412円~1,517円、2024年が1,295円~1,464円となっています。
2023年と2024年を比較すると、全国平均では下限値が117円、上限値が53円下がっており、全体としてやや減少傾向が見られます。
准看護師の時給の推移は?
また、時給の推移として、准看護師の平均時給を2020年から2024年にかけてまとめたものが以下の表です。
| 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 平均時給 | ¥1,579 | ¥1,581 | ¥1,591 | ¥1,543 | ¥1,688 |
平均時給は2020年に1,579円、2021年に1,581円、2022年に1,591円と緩やかに上昇しました。
2023年は1,543円と前年よりやや低下していますが、2024年には1,688円まで回復し、5年間で最も高い水準となっています。
このように、年度によって多少の上下はあるものの、直近では時給が上昇傾向にあり、賃金水準は改善しているといえるでしょう。
准看護師の求人
准看護師の給料は何で決まる?
准看護師の給料は、働く場所や経験年数、職場の種類などによって変動します。准看護師の給料に影響を与える代表的な要素を解説します。
勤務する地域
准看護師として働く場合、地方よりも都心部のほうが給料は高い傾向です。特に東京や大阪などの大都市圏のほうが月給・時給ともに高くなる傾向があります。
少しでも待遇のいい職場を見つけたいと思った場合には、自分が住んでいる場所の周辺に加えて、その近隣のエリアも検討してみると、より良い求人が見つかりやすくなるでしょう。
経験年数・年齢
経験年数や年齢によっても、准看護師の平均年収は変わります。令和5年の賃金構造基本統計調査によると、19歳以下の准看護師の平均給与は18万6,500円ですが、25歳~29歳では24万8,700円となり、50歳~54歳では28万3,700円となります。
また、年間賞与の額に関しても、20歳~24歳では22万6,200円ですが、25歳~29歳では48万6,800円となり、その後は安定して上がり続けます。年間賞与額が最も高くなるのは55歳~59歳で、平均は76万900円です。
職場の種類
准看護師の働く職場には、病院のほか、クリニックや診療所、一般企業、介護施設、訪問看護ステーション、保育施設などがあります。この中で最も一般的な職場である病院は、400万円以上の安定的な年収が見込めます。
一方、クリニックや診療所、一般企業、介護施設、訪問看護ステーション、保育施設などは、病院と比べて年収が低い傾向にあります。ただし、クリニックや診療所でも美容診療を主とするなど自由診療が中心の場合は、年収が高くなる傾向があります。また、治験関連施設も年収が高い傾向にあります。
勤務形態
准看護師の平均年収は、勤務形態によっても異なります。日勤、準夜勤、夜勤といった働き方の中で、特に給料が高くなるのは夜勤です。そのため、夜勤専従で働く准看護師は、日勤のみで働く場合よりも高い給料を得やすくなります。
准看護師が給料アップを目指すには
准看護師がパート勤務のまま給料をアップしたいと考えた場合、どのような方法があるのでしょうか。代表的な方法を解説します。
転職をして年収アップを目指す
准看護師の場合、ボーナスなどの特別手当は勤務年数に応じて上がる傾向があるものの、月給や時給は大きく上がりにくいのが実情です。そのため、年収アップを目指す場合は転職を検討するのも一つの方法です。都市部の大規模病院や自由診療を中心とするクリニック、治験関連企業などは、平均的な准看護師の時給よりも高めに設定されているケースが多く、転職によって収入アップが期待できます。
看護師免許取得を目指す
准看護師と看護師の仕事内容は大きく変わりませんが、平均時給は300円~400円ほど差があります。年収も、准看護師の平均年収が約380万円であるのに対し、看護師は約470万円と高くなっています。そのため、准看護師として働きながらキャリアアップを目指す場合には、看護師免許の取得がおすすめです。看護師になることで、自身の判断で行える業務の幅が広がり、さらなるスキルアップにもつながります。
准看護師が看護師になるには
准看護師から看護師になるためには、看護師養成機関で所定の単位を取得し、看護師国家試験に合格する必要があります。ここでは、その流れと、働きながら免許を取得するためのポイントを解説します。
看護師養成機関で所定の単位を取得
准看護師から看護師になるルートは大きく分けて3つあります。中卒で准看護師になった場合は、3年以上の実務経験を積んだうえで、2年制の全日制学校または3年制の定時制学校に通うことで受験資格が得られます。高卒または高卒認定試験合格者の場合は、看護短期大学で2年間学ぶことで国家試験の受験が可能です。また、高卒で准看護師になり、7年以上の実務経験がある場合は、通信制の看護師養成所で2年間学ぶことで受験資格が得られます。
看護師国家試験に合格
看護師国家試験は、毎年2月中旬に試験が実施され、3月に合格発表が行われます。試験会場は、北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県などです。受験手数料は5,400円で、例年11月中に願書受付が行われています。
働きながら看護師免許を取得するためのポイント
准看護師として働きながら看護師を目指すには、勉強時間の確保や養成機関に通うための費用準備など、計画的な行動が欠かせません。できるだけ早い段階で国家試験合格までのスケジュールを立て、学習時間や費用準備を含めて見通しを持つことが大切です。また、市区町村や勤務先の医療機関によっては、看護師免許取得を支援する手当や補助金制度が用意されている場合もあります。こうした制度を活用することで、負担を抑えながらキャリアアップを目指せるでしょう。
准看護師の求人
時給アップを目指せる環境を探そう
時給アップを目指すなら、時給の高い職場やキャリアアップを支援してくれる職場を選ぶことが大切です。まずは情報収集として、 GUPPYに会員登録 してプロフィールを整えておくと、あなたの経験や希望条件に合った求人からスカウトが届きやすくなります。時給アップやキャリアアップにつながる職場との出会いを、ぜひ探してみてください。

