看護師の時給相場は?GUPPYのリアル求人データより解説
パートで働く看護師の割合は?
看護師は、4年制大学や短大、専門学校を修了し、看護師国家試験に合格することで資格を取得することのできる専門職です。
診療の補助や療養上の世話を中心に、健康保持や増進のためのさまざまなサポートを担います。
厚生労働省の「 令和4年衛生行政報告例 」によると、看護師として働いている人のうちの約8割以上が正規の職員・従業員です。
次に多いのが非正規職員(パートタイマー)で16.8%、派遣社員や契約社員はそれぞれ1.0%弱となっています。
では、パートタイマーとして看護師の仕事をする場合、時給はどれくらいを見込めるのでしょうか。
看護師の平均時給(GUPPY調べ)
以下は、求人サイトGUPPYに掲載された求人の平均時給です。
看護師の平均時給は、2025年時点では全国平均で1,505円~1,944円となっています。
| 2023年 | 2024年 | 2025年 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 下限 | 上限 | 下限 | 上限 | 下限 | 上限 | |
| 全国平均 | ¥1,418 | ¥1,658 | ¥1,517 | ¥1,678 | ¥1,505 | ¥1,944 |
また、2023年から2025年にかけての時給額は、全国平均で下限値が87円、上限値が286円アップしています。
都道府県別の傾向としては、地方よりも都心部のほうが時給が高い傾向がみられます。
看護師の時給の推移
賃金構造基本統計調査によると、2019年から2023年の5年間で、看護師の平均時給は1,789円から1,849円へと60円上昇しています。
上昇幅は大きくないものの、年ごとの大きな変動はなく、比較的安定した水準で推移していることが特徴です。
看護師の給料は何で決まる?
ここからは給料に影響を与える代表的な要因を見ていきます。 看護師の給料は、働く場所や医療機関の規模、経験年数、専門資格の有無など、さまざまな要素によって左右されます。
勤務する地域
看護師の給料は、医療機関が所在する地域によって差があります。一般的に、東京・神奈川・愛知・大阪などの都市部は平均給与が高めです。
ただし、近年は高齢化の進行により医療需要が増え、看護師不足が深刻化しています。そのため、人材確保のために、地方でも都市部と同等、あるいはそれ以上の時給を設定している地域もあります。
医療機関・施設の規模
令和5年賃金構造基本統計調査によると、看護師の平均年収は勤務先の規模によって差があります。
- 従業員1,000人以上:557万1,200円
- 従業員100~999人:486万4,000円
- 従業員10~99人:452万6,900円
- 従業員5~9人:430万7,100円
このことから、規模の大きな医療機関ほど高収入を得やすい傾向があるといえます。
経験年数
経験年数も、看護師の給料に大きく影響します。年齢別年収を見ると、
- 20~24歳:401万4,700円
- 30~34歳:487万1,500円
と、10年間で約86万円の増加が見込めます。
その後も安定して上昇し、40~44歳では521万6,200円、50~54歳では566万6,100円となっています。
資格の有無
認定看護師や専門看護師、保健師、助産師といった資格の取得は、キャリアアップと収入アップに直結します。
医療機関によっては資格手当や取得支援制度が用意されている場合もあり、資格取得が昇給・昇格のきっかけになることも少なくありません。
勤務時間帯
勤務時間帯も収入に影響します。特にパート・アルバイトの場合、日勤か夜勤かで時給は大きく異なります。
夜勤には深夜手当がつくため、夜勤回数が多いほど年収アップにつながります。
看護師が給料アップを目指すには?
パート勤務のまま給料アップを目指す場合、どのような方法があるのでしょうか。代表的な選択肢を紹介します。
看護師の求人
現在の職場で昇給・昇格を目指す
まずは、現在の職場で昇給・昇格を目指す方法です。
給料アップまでに時間はかかることもありますが、勤務年数に応じて給与が上がるケースは多く、比較的取り組みやすい方法といえます。
特に2年目以降は、賞与や各種手当によって年収アップが見込めます。看護主任や看護師長、看護部長といった管理職に就くことで昇給も可能ですが、基本的には正規職員であることが条件となります。
資格取得
認定看護師や専門看護師などの資格取得も、給料アップにつながる有効な方法です。
認定看護師は、日本看護協会が認定する資格で、特定分野において高度な看護技術と知識を有する看護師に与えられます。看護師免許取得後、通算5年以上(うち3年以上は該当分野)の実務経験が必要です。
専門看護師も日本看護協会が認定する資格で、2025年3月時点では「がん看護」「精神看護」「地域看護」など14分野があります。所定の実務経験と単位取得後、書類審査と筆記試験に合格することで認定されます。
夜勤専従看護師になって給料アップを目指す
夜勤専従に切り替えることで、時給アップを狙う方法もあります。夜間勤務は時給が高く設定されているため、働く時間帯を変えるだけで収入を増やすことが可能です。
訪問看護師を目指す
訪問看護は、高齢化や在宅医療の推進により需要が高まっており、高時給の求人も多く見られます。
一人で判断・対応する場面が多いため、一定の経験やスキルが求められますが、その分、高収入を得やすい働き方です。
転職をして年収アップ
大規模医療機関は、中小規模の医療機関よりも時給が高い傾向があります。そのため、規模の大きな病院への転職も有効な選択肢です。福利厚生が充実している点も魅力です。
また、美容外科や美容皮膚科など自由診療を中心とする医療機関は、時給が高めに設定されていることが多く、歩合制を導入しているケースもあります。スキルや働き方次第では、大幅な年収アップも期待できます。
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