【2026年改定】訪問歯科で歯科衛生士が主役に?知っておきたい重要ポイント解説 | 教えてグッピー
2026年3月30日更新

【2026年改定】訪問歯科で歯科衛生士が主役に?知っておきたい重要ポイント解説

訪問歯科での歯科衛生士

超高齢社会の日本において、最期まで「食べる楽しみ」や「会話」を支える訪問歯科のニーズは爆発的に高まっています。そんな中、2026年度(令和8年度)の診療報酬改定では、訪問歯科に取り組むクリニック、そして現場を支える「歯科衛生士」への評価がかつてないほど手厚くなりました。

この記事では、現場の歯科衛生士の方々や施設運営者が押さえておきたいポイントを、噛み砕いて解説します。訪問歯科に携わる求人を探す方は、 グッピーの訪問歯科・歯科衛生士求人一覧 から検索できます。

プロフィール登録でスカウトが2倍以上に
会員登録は1分。 GUPPYに会員登録 してプロフィールを整えておくと、スカウト受信数が、2~4倍になるというデータがあります。

質の高い訪問診療を「正当に評価」する新ルール

まずは、日々の訪問診療に対する「評価(点数)」の変更点を見ていきましょう。国は今、質の高いケアを継続できる体制を示しています。

「在宅療養支援歯科診療所加算」の新設

訪問歯科に特化した体制を整えているクリニックが「歯科訪問診療1(単一建物診療1人)」を行った場合、新たに100点または50点が上乗せされるようになりました。

患者さんの増加にも柔軟対応

同じ施設内で予定外の急患(同居家族など)を診た場合、これまでは算定ルールが複雑でした。しかし今回、「結果的に2人診ることになっても、2人とも高い点数(歯科訪問診療1)」という内容が明文化され、現場のフットワークの軽さが評価される形になりました。

クリニック全体の評価が底上げされる一方で、今回の改定がこれまでと大きく違うのは「外」への広がりです。次は、病院との連携について見ていきましょう。

「病院×歯科」の診療体制が強化|医科歯科連携が加速

訪問歯科のフィールドは、自宅や介護施設だけではありません。「歯科のない病院」に入院している患者さんの口腔ケアが、今回の大きなポイントです。

「医科連携訪問加算(500点)」が大きなポイント

歯科がない病院の医師から依頼を受けて訪問診療を行った場合、500点という高額な加算がつきます。

これは、入院中の誤嚥性肺炎予防や早期退院において、歯科の介入が重要視されている現れです。地域の病院と連携することで、歯科衛生士が活躍するステージはさらに広がっていくでしょう。

病院との連携が強化されるなか、現場で実際に「専門性」を発揮するのは歯科衛生士の方々です。今回の改定で最も注目すべき「DHの単独訪問」について解説します。

歯科衛生士が主役|「単独訪問」への手厚い評価

今回の改定で、歯科衛生士の方にとって大きな変更は、単独での訪問ケアがこれまで以上に高く評価されるようになったことです。

口腔機能実地指導料(46点)が新設

唾液腺マッサージや筋機能トレーニングなど、専門的な口腔機能実地指導を歯科衛生士が単独で行い、文書提供した場合の評価が新設されました。 この「文書提供」は、現場では訪問歯科衛生指導報告書などの書類作成・共有とセットで運用されることが多く、日々の連携体制づくりも重要になります。

少人数への丁寧な指導がプラスに

同じ建物の患者さんを訪問して衛生指導を行う際、1人を診た場合の点数が362点→380点にアップしました。建物内に患者さんが一人の場合でも、注力しやすい仕組みになっています。

「食事の観察・指導」がDHの評価に(100点)

これまで歯科医師が中心だった栄養サポートですが、歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が食事の様子を観察・指導した場合、月1回100点を算定できるようになりました。

歯科衛生士の専門スキルは、クリニックの経営を支える大きな柱になるでしょう。

また、歯科衛生士の活躍の場が広がる一方で、日本全国どこにいても歯科医療を受けられる体制づくりも進んでいます。

歯科不足の地域を救う「巡回診療」へのサポート

都市部だけでなく、地方や過疎地での「通える歯医者がない」という問題に対しても、新しいサポートが始まります。

「地域歯科医療加算(100点)」と処置の上乗せ

歯科医院が少ない地域で、ユニットを積んだ歯科巡回診療車を活用して診療を行った場合、初診・再診料に100点が加算されます。 さらに、車内での虫歯治療や手術には、所定点数の30%が上乗せされるなど、移動診療の価値が大きく認められました。

歯科衛生士の「手」が未来を創る

2026年度の改定を総括すると、「多職種との連携」と「歯科衛生士の自律的な活躍」を国が強力にプッシュしていることがわかります。

これらの加算を算定するためには、事前に厚生局への「届出」が必要です。2026年(令和8年)6月1日からの運用開始に向け、5月中のオンライン申請準備や、スタッフの研修受講を計画的に進める必要があります。

今回の改定は、これまでの歯科医療の国民への貢献が評価された結果と言えます。 これから訪問歯科は、新しい報酬体系と、歯科衛生士をはじめとする関係者の働きによって、その意義が体現されていくと予想されます。

訪問歯科に携わる求人を探す方は、 グッピーの訪問歯科・歯科衛生士求人一覧 から検索できます。

あなたの経験・スキルを転職で評価

まずは会員登録

登録は1分で完了。登録したあとはプロフィールを入力すると、スカウト数が2倍〜4倍に増えるというデータがあります。忙しい診療の毎日だからこそ、転職をスムーズに進めましょう。

求人サイトGUPPYに会員登録すると?

採用担当者があなたを見つけてくれる
プロフィールを登録すると、自分に合ったスカウトが届きやすくなります。

会員限定機能が使える
「気になる!」や履歴書・職務経歴書作成などの便利な機能が利用可能。

匿名で質問できる
スカウト返信時に匿名で質問ができ、応募前の不安を解消できます。

登録してスカウトを受け取る →
役立つおしごと情報を発信中!教えてグッピー