鍼灸師の国家試験【2026年】日程、過去の合格率・難易度/過去問アプリも無料公開 | 教えてグッピー
2025年8月28日更新

鍼灸師の国家試験【2026年】日程、過去の合格率・難易度/過去問アプリも無料公開

鍼灸師の国家試験

2026年(令和8年)2月に実施される第34回はり師・きゅう師国家試験の概要を説明します。 試験は2026年2月22日(日)に行われ、全国主要都市(北海道・東京・大阪など)で実施されます。 視覚障害者の場合は、各都道府県で受験可能です。

合格発表は2026年3月26日(木)午後2時に行われ、厚生労働省および公益財団法人東洋療法研修試験財団のホームページで確認できます。

2025年は、はり師3,066人、きゅう師3,068人が合格しました。合格率は、はり師73.9%、きゅう師74.9%でした。

\過去5年分の過去問・解説つき!/
過去問アプリはこちら →

鍼灸師 国家試験

試験日毎年2月下旬
受験資格養成施設で3年以上の学習を経て卒業
受験料はり師・きゅう師、各19,500円
試験会場晴眼者:北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県
視覚障害者:各都道府県
合格発表3月下旬
合格率75%前後
合格基準6割以上の正解

鍼灸師(はり師・きゅう師)の資格を取るには

鍼灸師になるには、はり師・きゅう師の2つの国家試験に合格する必要があります。はり師・きゅう師国家試験を受けるためには、養成施設(専門学校、大学、短大など)で、はり・きゅうの技能と知識を3年以上修学して受験資格を取得する必要があります。資格取得後は、例年2月末に実施される国家試験に合格することで、鍼灸師になることができます。

鍼灸師になるには

はり師国家試験、きゅう師国家試験の受験資格

はり師・きゅう師国家試験を受けるためには養成施設(専門学校、大学、短大など)で、はり・きゅうの技能と知識を3年以上修学する必要があります。視力障害者の場合は、盲学校や視力障害センターなどで修学する場合が多いです。なお視覚障害者の場合、中学校を卒業して5年の教育を受ければ、国家試験の受験資格が得られます。

はり師国家試験、きゅう師国家試験の試験内容

はり師・きゅう師国家試験の国家試験は年1回、2月下旬に行われます。3月下旬に合格発表が行われ、厚生労働省ホームページの資格・試験情報のページおよび公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページで確認できます。受験料は、各19,500円です。

鍼灸師(はり師・きゅう師)【2026年】国家試験

2026年(令和8年)2月に実施される第34回はり師・きゅう師国家試験の概要を説明します。 試験は、11都道府県で行われます。視覚障害者の場合は、各都道府県で受験することができます。

合格発表は2026年3月26日(木)午後2時に行われ、厚生労働省ホームページの「資格・試験情報」ページおよび公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページで確認できます。

試験日

はり師国家試験・きゅう師国家試験の試験日は、ともに2026年(令和8年)2月22日(日)です。

両方の試験を受験する場合は2回受ける必要はなく、1回の試験ではり師専用問題ときゅう師専用問題の両方を回答することで受験可能です。

試験会場

はり師国家試験・きゅう師国家試験の試験会場は以下の通りです。晴眼者の場合は以下の11都道府県のいずれかで受験する必要があります。視覚障害者の場合は、各都道府県で受験可能です。

晴眼者北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県
視覚障害者各都道府県

合格発表

はり師国家試験・きゅう師国家試験の合否は、ともに2026年(令和8年)3月26日(木)午後2時に発表されます。

厚生労働省ホームページ「資格・試験情報」ページおよび公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページに、受験地および受験番号が掲載されます。

解答発表

はり師国家試験・きゅう師国家試験の正答は、合否発表と同時に厚生労働省ホームページまたは、公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページに発表されます。

受験料

はり師国家試験、きゅう師国家試験の受験手数料は、各19,500円です。 公益財団法人東洋療法研修試験財団が指定する銀行または郵便局の口座に振り込みます。 振込先などの詳細は、同財団ホームページの受験案内できます。

受験手続き

はり師・きゅう師国家試験を受験するための手続きについて紹介します。

受験願書、写真、修業証明書(修業見込証明書、卒業証明書、卒業見込証明書など)などの必要書類を同封し、書留郵便で郵送します。 願書受付期間は、2025年12月1日(月)〜2025年12月19日(金)です。

受験票は、2026年1月27日(火)に投函・郵送されます。 手元に届いた受験票は、必ず試験当日に会場へ持参しましょう。

また、試験に際して視覚・聴覚・音声機能または言語機能に障害を有する人は、必要な配慮を受けることができます。 ただし、その場合は事前の申し出が必要であり、受付期限は2025年11月5日(水)です。 願書受付期間よりも早い時期に申し出を行う必要があるため、余裕をもって準備しましょう。

鍼灸師国家試験(2026年)の受験手続き日程

受験概要発表2025年9月上旬〜下旬
願書等受験書類の受付期間2025年12月1日(月)〜2025年12月19日(金)
受験票の交付2026年1月27日(火)に投函・郵送
試験日2026年2月22日(日)
合格発表2026年3月26日(木)午後2時
厚生労働省ホームページの資格・試験情報ページ及び公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページに、受験地および受験番号を掲載して発表
受験書類・受験願書
・写真用台紙
・修業(卒業)証明書または見込証明書
・その他指定書類

試験科目・出題数・試験時間

はり師・きゅう師国家試験の試験科目は以下のとおりです。

出題数は180問、午前と午後で90問ずつの出題です。ただしはり師・きゅう師国家試験の両方ではなく、いずれかのみの受験の場合、午後は10問免除され計170問になります。また試験時間については、晴眼者と視覚障害者で異なります。

試験科目、出題数、試験時間

試験科目医療概論(医学史を除く)、衛生学・公衆衛生学、関係法規、解剖学、生理学、病理学概論、臨床医学総論、臨床医学各論、リハビリテーション医学、東洋医学概論、経絡経穴概論、東洋医学臨床論、はり理論、きゅう理論
※はり師国家試験のみの受験者は、きゅう理論は除外される
※きゅう師国家試験のみの受験者は、はり理論は除外される
出題数午前:90問
午後:90問(計180問)
※はり師・きゅう師国家試験いずれかのみの受験者は、午後は80問
試験時間晴眼者
午前:9:00~11:10
午後:13:25~15:35
視覚障害者
午前:9:00~12:15
午後:13:25~16:40

はり師国家試験、きゅう師国家試験【2025年】難易度・合格率

2025年の国家試験では、はり師が4,150人中3,066人合格、きゅう師は4,094人中3,068人合格。合格率は、はり師73.9%、きゅう師74.9%でした。

国家試験の合格基準

はり師・きゅう師国家試験は、いずれも6割以上の正答率で合格となります。はり師国家試験ときゅう師国家試験を比較すると、180問中170問は共通問題ですので、どちらか一方に合格できる力があればおのずともう一方にも合格できる可能性が高いでしょう。

合格者数・合格率

直近の10年間に着目すると、合格率はほとんどの年で70%を超えています。2025年は、はり師3,066人、きゅう師3,068人が合格しました。合格率は、はり師73.9%、きゅう師74.9%です。

はり師 国家試験合格者数と合格率

厚生労働省発表資料より

きゅう師 国家試験合格者数と合格率

厚生労働省発表資料より

難易度

合格率は直近の10年ではり師国家試験、きゅう師国家試験ともに60%台から70%台で推移しています。2017年と2018年は例年より合格率が低く、難易度が高かったことが伺えます。

受験者数の推移

直近の10年、はり師・きゅう師国家試験の受験者数は減少傾向です。2025年は、はり師4,150人、きゅう師4,094人が受験しました。

はり師 国家試験 受験者数

厚生労働省発表資料より

きゅう師 国家試験 受験者数

厚生労働省発表資料より

\過去5年分の過去問・解説つき!/
過去問アプリはこちら →

過去問アプリもおすすめ:鍼灸師国家試験の勉強方法

国家試験に合格するためには、学校での授業に加え、出題傾向に合わせた勉強も必要です。授業の中で国家試験対策を行う学校もあります。学校の授業以外で勉強を進めるのに、多くの学生が活用しているのが過去の問題集です。直近数年間に実際に出た問題を解くことで出題の傾向の理解が進み、自分の弱点も知ることができます。最近ではスマートフォンのアプリで過去問を解く学生も増えています。

過去問題集

過去に出題された問題を繰り返し解くことは非常に効果的な対策です。出題傾向が確認できるだけでなく、自分の苦手な箇所もわかります。間違えてしまった問題は解説を理解したうえで、繰り返し復習することで、苦手を克服しましょう。問題集には、年次別に問題がまとめられ、出題頻度の高い問題が厳選されているものがあります。

過去問アプリ

試験対策には国家試験対策アプリは欠かせません。移動時間やすきま時間にスマホで勉強できるため、多くの学生が活用しています。アプリは、間違えた問題や科目ごとの絞り込みや、過去問を解いた学生の正解率がわかるなど、機能が豊富です。実際の雰囲気を感じるためにも一度は紙面で問題を解くべきですが、その後の復習や苦手克服などに便利です。グッピーの国試対策アプリ「国家試験&就職情報」は過去5年分以上の問題を解くことができます。全問に正答・解説が付いており、無料で利用することができます。

\過去5年分の過去問・解説つき!/
過去問アプリはこちら →