管理栄養士の年収は?2026年版:ボーナス、初任給、栄養士との違いなど給料調査 | 教えてグッピー | 医療介護求人 グッピー

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2026年04月30日更新

管理栄養士の年収は?2026年版:ボーナス、初任給、栄養士との違いなど給料調査

管理栄養士の給料

💡このような内容です ・管理栄養士の年収の推移
・管理栄養士の初任給やボーナス、時給
・職場別の給料

管理栄養士の給料相場は?

管理栄養士の平均年収は404万300円、月給は各種手当込みで27万8,800円、ボーナスの平均は69万4,700円となっています。初年度の年収はおおよそ264万円程度で、そこから50歳代にかけて400万円超まで増加していく傾向にあります。

また、管理栄養士の年収は就職先/職域によって差があることもわかっています。

なお、管理栄養士の給料水準は公的に「管理栄養士の給与」として発表されているものはないため、常勤「栄養士」の項を参照して紹介します。

管理栄養士の給料相場
年収 404万300円
月給 27万8,800円
初任給 22万円
(「令和7年賃金構造基本統計調査」より、「栄養士」としての数字)

(令和7年賃金構造基本統計調査)

今回の教えてグッピー管理栄養士では、管理栄養士の初任給や規模別・年齢別の年収、月給、賞与、手当などについて見ていきます。

管理栄養士の年収は?

管理栄養士/栄養士の平均年収は、404万300円で、過去17年で40~50万円ほど上昇しています。事業所の規模別に見ると従業員が1,000人以上の事業所で平均年収が435万1,100円と最も高く、規模が大きな施設のほうが給与水準が高い傾向が現れています。

就職先、職域別の年収

令和3年度の「管理栄養士の学歴及び職域と年収に関する疫学調査」(対象8,227名)によれば、管理栄養士の年収は職域によって大きく異なります。特に「研究・教育」(550万円)、「食育・教育」や「行政」(各450万円)が高水準で、公務員や教育関係の職域が年収を押し上げていると見られます。一方、「医療」「福祉」「企業」などは350万円と平均的で、フリーランスは150万円と低水準です。収入は資格だけでなく、職域に大きく左右される傾向が明らかになりました。

管理栄養士の職域別 年収中央値
職域 年収中央値(万円) 備考
医療350万円病院・クリニック等
福祉350万円介護施設、障害者施設など
食育・教育450万円栄養教諭、学校栄養職員等(公務員比率高)
給食350万円給食委託会社、社員食堂等
行政450万円保健所、市町村保健センター等
企業350万円食品・製薬・保健施設など多様
研究・教育550万円養成施設、研究機関等
フリーランス等150万円地域活動、自営など
その他350万円-

年齢別の年収

管理栄養士/栄養士の年齢別収入をみると、おおむね50歳代前半まで年齢を重ねるごとに収入が増加していく傾向が見られます。「20~24歳」では328万7,300円から始まり、30歳代から40歳代にかけて徐々に収入が上昇し、「55~59歳」で505万2,700円とピークを迎えます。その後、「60~64歳」では409万9,800円、「65~69歳」では356万6,700円、「70歳~」では308万2,200円と、60歳代以降は勤務形態の多様化や勤務時間の減少などにより平均年収は低下していきます。

管理栄養士の年収(年齢別)

年齢階級 月給(所定内給与) 賞与・ボーナス 推計年収
20~24歳 24万4,100円 35万8,100円 328万7,300円
25~29歳 25万2,600円 58万7,500円 361万8,700円
30~34歳 26万3,700円 64万3,600円 380万8,000円
35~39歳 27万9,400円 72万5,400円 407万8,200円
40~44歳 29万4,600円 80万7,600円 434万2,800円
45~49歳 30万1,500円 85万1,600円 446万9,600円
50~54歳 30万2,100円 88万3,300円 450万8,500円
55~59歳 33万9,900円 97万3,900円 505万2,700円
60~64歳 29万3,900円 57万3,000円 409万9,800円
65~69歳 25万8,500円 46万4,700円 356万6,700円
70歳~ 22万900円 43万1,400円 308万2,200円

厚生労働省『令和7年賃金構造基本統計調査』より

Q. 管理栄養士は歯科医院で働ける?

近年、歯科医院では「食べる」「咬む」機能を支えるために、口腔機能訓練や栄養指導に取り組むところが増えています。
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平均年収の推移

賃金構造基本統計調査による栄養士の平均年収は、2014年に330万3,300円でしたが、2024年には404万300円へと上昇しています。10年間で約1.22倍(22.3%増)となっており、近年は上昇傾向が見られます。

過去15年間を5年ごとに区切って平均を比較すると、2010年〜2014年の平均は329万6,800円、2015年〜2019年は346万5,620円、2020年〜2024年は383万260円と、近年は上昇傾向がより明確になっています。

管理栄養士/栄養士 年収推移

規模別の年収

管理栄養士/栄養士の平均年収を勤務先の規模別に比較すると、従業員が1,000人以上の大規模事業所で435万1,100円と最も高く、100〜999人の事業所が396万7,000円、10〜99人の事業所が389万4,800円となっています。最も規模の小さい5〜9人の事業所では331万5,000円にとどまり、企業規模計(10人以上)の推定年収は404万300円です。規模が小さい事業所ほど推定年収が低い傾向が見られます。

勤務先規模別 管理栄養士の年収

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管理栄養士の初任給

管理栄養士/栄養士の平均初任給(勤務経験0年の栄養士の平均給与)は、厚生労働省の調査によると20〜24歳で諸手当を除いた月給が22万4,300円、年収換算で272万5,800円となっています。初年度の賞与・ボーナスは34万2,000円です。

管理栄養士/栄養士の初任給

年収 月給 賞与・ボーナス
272万5,800円 22万4,300円 34万2,000円

厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」より

管理栄養士と栄養士の職域の違いと給料

令和3年度の管理栄養士の学歴及び職域と年収に関する疫学調査(対象8,227名)によれば、管理栄養士と栄養士の年収中央値はともに350万円で大差はみられませんでした。

ただし、栄養士は公務員比率の高い「食育・教育」職域に多く従事しており高年収傾向にあります。一方、管理栄養士は医療や福祉など多様な職域に分散し、専門性は高いものの年収は平均的です。資格以上に職域が収入に影響していると示唆されます。

比較項目 栄養士 管理栄養士
年収中央値 350万円 350万円
高収入の要因 食育・教育(公務員中心) 学歴や職域で差が出る。医療職が最多
主な職域 学校、公務員 医療、福祉、行政など多様
まとめ 公務員基準が給与を押し上げ 専門性は高い、給与は職域による

参考:管理栄養士/栄養士の就職先の割合

職域 栄養士 管理栄養士
対象者数 割合 対象者数 割合
医療493.0%2,84943.3%
福祉895.4%1,17217.8%
食育・教育1,27977.6%4867.4%
給食1408.5%2213.4%
行政593.6%87213.3%
企業211.3%3885.9%
研究・教育80.5%4627.0%
フリーランス等20.1%1091.7%
その他10.1%200.3%

管理栄養士の月給

管理栄養士/栄養士の月給は、企業規模計(10人以上)で諸手当込み平均27万8,800円です。諸手当を除いた月給は26万6,900円で、差額は1万1,900円です。ここから所得税や社会保険料などを引いた額が手取りとして支給されます。当調査の対象者の平均年齢は38.9歳、平均勤続年数は9.4年です。この調査には栄養士の月給も含まれているため、管理栄養士のものとして考えた場合は、これより若干高水準になると考えられます。

また、事業規模別に見ると、従業員数が少ない医療機関や事業所では平均年齢が高い一方で平均月給が低く、逆に従業員数の多い施設では平均年齢が低く、平均月給が高い傾向が見られます。

管理栄養士の月給

組織規模
(従業員数)
企業規模計(10人以上) 5~9人 10~99人 100~999人 1,000人以上
月給
(諸手当含む)
27万8,800円 25万2,000円 26万4,600円 27万6,000円 30万400円
月給
(手当含まず)
26万6,900円 24万8,400円 25万7,200円 26万5,600円 28万3,000円
平均年齢 38.9歳 34.1歳 40.0歳 40.1歳 35.2歳
勤続年数 9.4年 5.1年 8.6年 10.7年 7.7年

厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」より

Q. 子育てと両立できる職場を探しています

A. 勤務時間が短い・残業なしなどの条件がそろうと、家庭と両立しやすいです。特に介護・福祉施設や病院では、子育て世代向けの勤務形態を導入しているところが増えています。

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賞与・ボーナス

管理栄養士/栄養士の賞与は、企業規模計(10人以上)の平均で年69万4,700円です。規模別に見ると、5〜9人で28万6,500円、10〜99人で71万9,600円、100〜999人で65万5,000円、1,000人以上で74万5,300円となっており、規模によって幅があります。

栄養士の賞与・ボーナス

組織規模
(従業員数)
企業規模計(10人以上) 5~9人 10~99人 100~999人 1,000人以上
賞与・ボーナス 69万4,700円 28万6,500円 71万9,600円 65万5,000円 74万5,300円

厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」より

時給

短時間で働く栄養士の時給の平均は1,513円です。事業所の規模別では、従業員数が10〜99人の小規模事業所で1,585円、100〜999人の事業所で1,464円、1,000人以上の事業所で1,397円となっています。規模によって時給に差はありますが、その幅は大きくありません。

短時間勤務の栄養士の時給

組織規模
(従業員数)
10~99人 100~999人 1,000人以上 全事業所平均
短時間勤務の
栄養士の時給
1,585円 1,464円 1,397円 1,513円

厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」より

福利厚生・手当

病院や介護保健施設に勤務する管理栄養士には、月々の給与とは別に社会保険や通勤手当などの福利厚生が支給されます。一般的には「法定福利」と呼ばれる健康保険や厚生年金、雇用保険、労災保険、介護保険などがあり、これらは事業者が必ず一定程度の負担を行います。さらには法定福利以外の手当である「法定外福利」には、住宅手当や通勤手当、有給休暇、資格取得支援、出産・育児休暇、院内保育所を含む託児所・保育所など、さまざまな手当があり、各事業所で給与以外に管理栄養士の「働きやすさ」に対する取り組みが行われています。

Q. 福利厚生がしっかりした職場で働きたいです

A. 住宅手当・資格手当・育児支援などの制度が整っている職場は、長期的に安心して働けます。大規模法人や病院勤務、公務員採用では福利厚生が充実しているケースが多いです。

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給与アップの可能性:活躍の場とともに広がる

他の医療職と比較して高い方ではないが、医療の現場においては栄養ケアが重視され、生活者の食の安全・栄養への関心も深まっているため、栄養の専門職への評価は今後高まっていくでしょう。給与への反映も期待したい。「管理栄養士」としての公式な統計は発表されていませんが、栄養士と比べると、仕事の専門性が高い分、給与も高くなると推測されます。

病院や給食施設だけでなく、歯科医院や薬局、健康関連施設、食品関連企業など、管理栄養士の活躍場所は広がっています。多くの先輩達が、新しい職場で活躍し職域を広げてきた結果と言えます。そういう意味でも就職先を選ぶ際には、自分が管理栄養士としていかに活躍、成長できるのか考えることは意義があります。

また3年後・5年後の給与モデルも参考にし、個人としてどのようなスキルを身につけられるかなど、幅広い観点で将来を見通しながら自分に合った就職先を探すことは意識したいポイントでしょう。

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